SEVENS: 7回膜貫通ヘリックス型受容体の総合的機能解析データベース

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A-32

 

SEVENS: 7回膜貫通ヘリックス型受容体の総合的機能解析データベース

 

小野幸輝1),○諏訪牧子2)

 

1)(株)情報数理研究所,2)(独)産業技術総合研究所 生命情報工学研究センター

 

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7本の膜貫通ヘリックス型受容体(主にGPCR)は内分泌系、神経系など多様な生命現象の起点となるため、創薬の最重要な研究対象である。創薬の観点からは、これらの遺伝子を全て保有し、機能情報を網羅的に解析することが求められるが、実験ではコストと時間が膨大で極めて困難であり、予め計算手法で機能を解析・予測してDB化する必要がある。SEVENS( http://sevens.cbrc.jp )は、これを目的としたDBである。高精度な遺伝子同定・解析パイプラインを基に数十種の真核生物のゲノム配列からGPCR遺伝子を網羅的に同定し、ゲノム上の座標、タンパク質の構造・機能情報などを視覚的なインターフェースで表現した総合DBになっている。実験で発現が確認されずとも、ゲノム上に確かに存在し発現可能性のある遺伝子を全て含むのが大きな特徴で、GPCRの総合的な理解や関連創薬に大きく貢献できる。現在、所属組織、国際雑誌、文科省や経産省の統合DB整備事業のポータルにもリンクし、国内外から月に1万件以上のページアクセス数がある。今後、機能解析・予測情報をさらに充実させ、世界的なDBとして定着させることを目指す。